完全初学者が迷ったときの現実的な選択
行政書士試験を目指し始めたとき、
多くの人が最初に悩むのが
「独学か、予備校か」 という問題です。
ネットを見れば、
- 独学でも受かった
- 予備校は高いだけ
- 市販テキストで十分
そんな意見もたくさん見つかります。
ですが、結論から書きます。
完全な法律初学者の場合、
予備校を使う方が現実的だと私は思っています。
私は「勉強が分かっている側」ではありません
最初に、私の立場をはっきりさせておきます。
- 法学部出身ではありません
- 司法書士試験の経験もありません
- 資格試験をいくつも受けてきた人間でもありません
正直に言うと、
**「どうやって勉強すればいいのか分からないところからのスタート」**でした。
だからこそ、
完全初学者が独学でつまずく理由が、よく分かります。
完全初学者が独学でつまずきやすい理由
独学が難しくなる一番の原因は、
**「何ができていれば合格レベルなのか分からない」**ことです。
- 理解できているのか分からない
- 足りないのか、十分なのか判断できない
- 間違えた原因が分からない
こうした状態に陥りやすくなります。
料理に例えると分かりやすい
料理をほとんどしたことがない人が、
レシピを見て料理を作ったとします。
材料もそろえた。
手順も一応守った。
それでも、なぜかおいしくならない。
- 分量は正確だった?
- 火加減は合っていた?
- 「弱火」「炒める」の感覚は分かっていた?
レシピ通りやったつもりでも、
実はできていない。
でも、本人にはそれが分からない。
勉強も、まったく同じです。
勉強は「基準」が分からないと迷走する
行政書士試験の勉強でも、
- テキストを読んでいる
- 講義を聞いている
- 指示通り進めている
それでも結果が出ない人は少なくありません。
理由はシンプルで、
「言われた通り」が正しくできていないからです。
これは能力や向き不向きの問題ではなく、
基準を知らないだけのことがほとんどです。
独学が向いている人も、もちろんいる
誤解のないように書いておきます。
- 勉強経験がある
- 自分で理解度を調整できる
- テキストから要点を抜き出せる
こうした人なら、独学も十分可能だと思います。
ただしそれは、
最初からある程度できる人の話です。
完全初学者が、そこまでを独学で身につけるのは、
正直かなり大変です。
予備校は「合格を保証する場所」ではない
予備校に通えば必ず受かる。
そんな魔法はありません。
ただ、予備校には
- ここまで理解すればOK
- これは後回しでいい
- 今はやらなくていい
という
合格基準の目安があります。
完全初学者にとって、
この基準があるかどうかは非常に大きな差になります。
予備校選びで一番大事なこと
私は、
アガルートの豊村先生の講座を利用していました。
ただ、
「ここでなければダメ」ということはありません。
最近は多くの予備校が、
無料講義やお試し動画を公開しています。
「この先生の説明なら理解できそう」
そう思えるかどうかを基準に選ぶのがおすすめです。
予備校を使っても受からなかったら?
よくある不安ですが、
「予備校を使っても受からないなら、
行政書士試験は諦めるしかないのか」
私は、そうは思いません。
ただ、
考えているだけでは何もできるようにならないのも事実です。
だからこそ、
完全初学者はまず予備校を使って
「勉強の基準」を知ることが現実的だと思っています。
まとめ
- 独学か予備校かは能力の問題ではない
- 完全初学者は「基準が分からない」ことでつまずきやすい
- 予備校は合格を保証しないが、基準を教えてくれる
- まず一度、予備校を使ってみるのも一つの選択
行政書士試験は、
やり方さえ間違えなければ、特別な人だけの試験ではありません。
※開業準備を始めた経緯については、
こちらの記事で書いています。

