社会人の勉強は、結果が出るまで評価されない理由

思考・メンタル

社会人が勉強をしていると、
その途中で評価されることはあまりありません。

社会人の勉強は、そもそも「余裕がある人がやるもの」と思われることもあります。
このことについては、以前書いた
**「社会人の勉強は贅沢品なのか」**という記事でも触れました。

むしろ、結果が出ていない段階では、
少し厳しい言葉をかけられることもあります。

「やっぱり合格できないと思った」
「そんなの無理やろ」

そんなふうに言われたことがある人も、
少なくないのではないでしょうか。

でも不思議なことに、結果が出た途端、
周りの反応は少し変わります。

「思ったより頭良かったんやな」

そんな言葉をかけられることもあります。

それまでの努力や過程ではなく、
結果だけを見て評価される。

社会人の勉強が周りに理解されにくいことも、
こうした評価のされ方と関係しているのかもしれません。
この点については、
「社会人の勉強はなぜ理解されにくいのか」
という記事でも書きました。

社会人の勉強には、
そんな少し不思議なところがあるように思います。

そして時には、その努力さえも
なかったことのように扱われてしまうことがあります。

「もともとできる人だったんやろ」

そんなふうに見られてしまうこともあります。

でも、実際にはそうではありません。

勉強は、目に見えないところで、
時間をかけて積み重ねていくものです。

すぐに結果が出るわけではなく、
うまくいかない時期のほうが長いこともあります。

だからこそ、その途中の努力は、
外からはなかなか見えません。

そして、そういう努力を
軽く扱ってしまう人もいます。

でも、そういう言葉をかける人は、
これまでにあまり努力をしてこなかった人なのかもしれません。

実際に何かに向き合ってきた人は、
人の努力を簡単に否定したりしません。

どれだけ時間がかかるのか。
どれだけ地道な積み重ねが必要なのか。

それを知っているからです。

勉強していることを話したときも、
「いいね」と言ってくれた人がいました。

何度も不合格が続いていたときも、

「絶対諦めたらあかんよ。うまくいくよ」
「私も最初はうまくいかなかったけど、事業を続けてきたからね」

そんな言葉をかけてもらったことがあります。

人生の中で何かを頑張ってきた人は、
人の努力を馬鹿にしたりしません。

努力がどれだけ時間のかかるものか。
思うようにいかない時期があること。

それを知っているからです。

失敗しても、成功しても、
人はその中で少しずつ成長していく。

そういうことを知っている人ほど、
人の努力を笑ったりはしないのだと思います。

社会人の勉強は、
結果が出るまでほとんど評価されません。

でも、それでいいのだと思います。

誰かに評価されるためではなく、
自分が納得できるように続けているものだからです。

見えないところで積み重ねている時間は、
ちゃんと自分の中に残っていきます。

そしてそれは、結果が出たときだけでなく、
その過程の中でも、少しずつ形になっているのだと思います。

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