今日、登録に関する書類が届いた。
いよいよここまで来たか、と思いつつ、
中身を確認していた。
その中で、ひとつ気づいたことがある。
「応接セットって、いらないんや。」
正直に言うと、
私はずっと思い込んでいた。
行政書士として登録するなら、
机とは別に、
お客さん用の応接スペースが必要なんじゃないかと。
ソファとか、
テーブルとか。
いかにも「事務所です」という空間を
作らないといけないと思っていた。
でも、書類を見ても、
そんな要件はどこにも書いていない。
必要なのは、
業務ができる環境だけだった。
机があって、
パソコンがあって、
書類を扱えるスペースがあること。
それだけでいい。
考えてみれば当たり前かもしれない。
今はオンラインで完結する仕事も多いし、
そもそも来客を前提にしていない人もいる。
でも、思い込みって怖い。
「士業=応接スペース」
みたいなイメージだけで、
勝手にハードルを上げていた。
もしあのまま気づかなかったら、
無駄に家具を揃えようとしていたと思う。
開業準備って、
こういう「思い込み」に気づく作業なのかもしれない。
一つずつ確認して、
いらないものを削っていく。
そうやって、
自分に合った形に整えていく。
開業準備については、最初にどこから手をつけたのかもまとめています。詳しくは、行政書士として開業準備を始めましたで書いています。
ただ、気が楽になったとはいえ、
やることがなくなったわけではない。
むしろ、ここからが本番。
履歴書を書くのが、想像以上にだるい。
年号を確認して、
空白がないか気にして、
一つひとつ埋めていく。
たったそれだけのことなのに、
なかなか手が進まない。
勉強でも同じで、「めんどくさい」をどう乗り越えるかは大きなポイントでした。六法を引くのがめんどくさいと感じていたときの話は、六法を引くのがめんどくさい人へ|歯磨きレベルにする方法で書いています。
間取り図も同じだった。
どこを事務所として使うのかを決めて、
机の位置を書いて、
それを写真と合わせる。
やること自体はシンプルなのに、
妙に気が重い。
たぶん、
「正しく書かないといけない」
というプレッシャーがあるからだと思う。
間違えたくないし、
やり直したくもない。
勉強のときも、「間違えたくない」という気持ちで手が止まっていたことがありました。過去問に対して怖さを感じていたときの話は、過去問が怖い人へ|解けなくていいので読んでくださいで書いています。
だから余計に進まない。
でも、ここを越えないと、
何も始まらない。
開業準備って、
特別なことをするわけじゃなくて、
こういう地味な作業の積み重ねなんだと思う。
派手さはないけど、
一つずつ終わらせていくしかない。
そうやって、
やっとスタートラインに立てる。

