行政書士試験の合格率は、近年 10%前後で推移しています。
例えば近年の合格率は次の通りです。
- 2023年 13.98%
- 2022年 12.13%
- 2021年 11.18%
※一般財団法人行政書士試験研究センターの試験結果より
この数字を見ると、
「最近は合格率が10%を切らないから、昔より簡単になったのではないか」
という声が出ることもあります。
しかし実際には、
10数%しか合格できない試験
であることに変わりはありません。
難関試験であることは今も同じだと思います。
行政書士試験は受験層が広い
行政書士試験は
士業資格の登竜門
とも言われる試験です。
受験者の中には
- 法学部出身者
- 司法試験の予備試験を目指す人
- 司法書士など他資格の受験生
- 中小企業診断士などのダブルライセンス志向の人
といった人も含まれています。
つまり、
法律を初めて勉強する人だけが受験している試験ではありません。
再受験者も多い試験
さらに、行政書士試験は
一発合格の割合がそれほど多くない試験
でもあります。
何度か受験して合格する人も多く、
合格者の中には 再受験組 も含まれています。
このことを考えると、
法律初学者が合格できる割合は
実際にはかなり少ない可能性があります。
「10人に1人受かる」と考えるのは危険
合格率だけを見ると
「10人に1人は合格できる」
と思ってしまうかもしれません。
しかし受験者層を考えると、
誰でも簡単に合格できる試験ではない
ということは理解しておいた方が良いと思います。
行政書士試験の勉強時間については
「行政書士試験|勉強時間はどれくらい必要?」
の記事でもまとめています。
独学か予備校か
このような試験に、
法律初学者が完全に独学で立ち向かっていけるのか。
もちろん独学で合格する人もいます。
ただ、
よほど自分の学習経験に自信がある人でなければ
予備校の利用を検討するのも一つの方法だと思います。
独学と予備校については
**「行政書士試験は独学か予備校か?」**の記事でも書いています。
まとめ
行政書士試験は、
合格率だけを見ると「10%前後」と聞こえますが、
受験者層や再受験者の存在を考えると
決して簡単な試験ではありません。
だからこそ、
- 勉強方法
- 学習環境
をしっかり整えることが大切だと思います。


