行政書士試験の会社法は、範囲が広く、苦手意識を持つ人も多い科目です。
私自身、4回受験しましたが、会社法との付き合い方にはかなり悩みました。
「全部やるべき?」
「商法と会社法の設立だけでいい?」
「捨てても大丈夫?」
受験生時代は、そんなことばかり考えていました。
今回は、私が会社法とどう向き合い、最後にどんな判断をしたのかを書いてみます。
1年目|難しそうで手をつけなかった
1年目は、会社法を見るだけで嫌になっていました。
範囲が広そう。
知らない言葉ばかり。
それだけで後回しにしてしまい、ほとんど勉強しませんでした。
当然ですが、本試験で戦えるレベルにはなりません。
2年目|講義は聞いたけど理解できていなかった
2年目は予備校の講義を一通り受講しました。
ただ、
「聞いた」
と
「解ける」
は別でした。
知識が点でしかつながっておらず、問題を前にすると手が止まります。
当時は理解したつもりでしたが、今振り返ると全く足りていませんでした。
3年目|商法と設立に絞った
よく言われるように、
商法
会社設立
を中心に勉強しました。
結果として少し得点できるようにはなりましたが、不安は残りました。
本当にこれでいいのか。
もっとやるべきなのではないか。
そんな気持ちがずっとありました。
4年目|会社法をできるところまでやった
4年目は考え方を変えました。
「捨てるかどうか」
を決める前に、
まずはできるところまで勉強してみようと思ったのです。
私は過去問を解きながら、自分がどこまで理解できているのかを確認していました。
過去問を始める時期については、こちらの記事にも書いています。
👉「行政書士試験|過去問はいつから解く?最初にやるべきこと」
取締役
株式
機関設計
最低限ではありますが、一通り学習しました。
ここまでやったことで、ようやく会社法全体のイメージが見えるようになりました。
試験1か月前、私は会社法を捨てると決めた
限られた時間の中で何を優先するか。
この判断は感覚ではなく、模試などを通じて行いました。
👉【行政書士試験|模試は何のために受ける?初学者と再受験者の違い】
試験1か月前。
私は会社法に時間を使い続けるのをやめました。
理由はシンプルです。
限られた時間の中で、行政法や民法に使った方が得点につながると判断したからです。
結果として会社法は2問正解でした。
数字だけ見ると、
「そこまで勉強した意味あった?」
と思われるかもしれません。
会社法を捨てることをおすすめしたいわけではない
誤解してほしくないのですが、
私は会社法を捨てることを勧めたいわけではありません。
得意不得意は人それぞれです。
会社法が得点源になる人もいます。
大切なのは、
自分で判断できるレベルまで勉強すること
だと思っています。
戦略は、勉強してから見えてくる
受験生の頃の私は、
「最初から捨てる」
という発想はありませんでした。
まず勉強してみる。
悩む。
迷う。
それでも続ける。
その上で、
「ここは取る」
「ここは後回し」
を決めていきました。
戦略は、勉強する前から見えるものではありません。
ある程度積み上げた後に、ようやく見えてくるものだと思っています。
まとめ
行政書士試験の会社法は、確かに範囲が広いです。
ですが、
「会社法は捨てていいですか?」
という質問に対しては、
まずは一度向き合ってみてください。
と私は答えます。
やった上で捨てるのと、最初から避けるのとでは意味が違うからです。
その判断材料になる程度には、会社法に触れてみる価値はあると思います。
本気で合格したい人へ
受験生の頃の私は、
「この勉強法で合ってる?」
「みんな進みすぎじゃない?」
「もう間に合わないかも」
を何度も繰り返していました。
だから今、不安になる気持ちはよく分かります。
ひとりで病まないための場所として、合格まで生存部を運営しています。

