予備校を使って一度、行政書士試験を受けた。
結果は不合格。
そして迎える2年目。
多くの人が、ここで同じことで悩みます。
「もう一度、予備校を取るべきなんやろか」
時間もお金も無限ではありません。
しかも一度、結果が出なかったあと。
今回は、
1年目に予備校を使った人が、2年目にどう考えるべきか
私なりの判断基準を書きます。
1年目の教材が「消化不良」だった人へ
まず一番多いケースです。
- 講義を最後まで聞ききれていない
- 復習が追いつかなかった
- 教材を「使い倒した」とは言えない
この状態なら、
再受講は不要だと私は思っています。
理由はシンプルです。
新しい教材を増やすより、
今ある教材をやり直す方が、点数は伸びやすいから。
1年目の教材は、
決して「価値がなくなった」わけではありません。
むしろ、
一度触れている分、理解のスピードは上がります。
法改正や最新判例が不安な場合
2年目になると、こんな不安も出てきます。
- 憲法の最新判例
- 行政法の判例動向
- 民法改正
でも正直なところ、
これらはネットや市販の改正情報まとめで十分確認できます。
「法改正があるから再受講しないと危ない」
というほど、試験は急に別物にはなりません。
基礎が固まっていない状態で新講座に入る方が、
よほど危険です。
再受講を検討してもいい人
一方で、話が変わる層があります。
160点〜170点台での不合格。
この層は、
- 知識量は足りている
- 基礎もできている
- でもあと10点が取れない
という状態に陥りやすい。
この場合は、
- 上級コース
- 答練
- 記述添削
などを使って、
答案の癖や思考のズレを修正するのは意味があります。
ここまで来ると、
独学では気づけないズレが原因になっていることが多いからです。
「ギリギリ不合格」は実は危険
ここは強く言いたいところです。
170点台の不合格は、
「あと少しで合格」ではありません。
試験制度上、不合格は不合格。
翌年はまた0からのスタートです。
それなのに、
- 勉強方法を変えない
- 解き方の癖を放置する
- 「今年は運が悪かっただけ」と考える
こうした状態が続くと、
毎年170点台で不合格、というループに入ることもあります。
私が考える判断基準
2年目に予備校を取るかどうかは、
ここで判断してほしいと思っています。
- 1年目の教材を本当にやり切ったと言えるか
- 自分の弱点を言語化できているか
- 勉強方法を修正する必要があるか
これに自信をもって答えられないなら、
まずは今ある教材の徹底復習で十分です。
逆に、
「やるべきことはやった。でも越えられない」
そう感じているなら、
一度、誰かの手を借りてもいい段階やと思います。
おわりに|2年目は一番伸び方が変わる年
2年目は、1年目よりもしんどい。
でも同時に、
一番「伸び方が変わりやすい年」でもあります。
予備校を取るか、取らないか。
正解は一つではありません。
大切なのは、
「今の自分に何が足りていないか」
それを冷静に見つめること。
焦って新しいものを増やす前に、
一度、自分の勉強を振り返ってみてほしいと思います。
再受講を考える前に、まずは**行政書士試験は独学か予備校か?**というテーマを整理しておくと判断しやすくなります。

