行政書士試験の勉強を始めるとき、よく出てくる疑問があります。
過去問はいつから解くのか。
まずテキストを読んでから?
講義動画を見てから?
いいえ。
一番最初に触れてください。
正確には、最初は解けないので
「解く」というより「読む」感覚です。
過去問は試験勉強の「原点であり頂点」
あらゆる試験において、過去問は
原点であり頂点
だと思っています。
試験問題は毎年まったく自由に作られているわけではありません。
必ず
傾向と対策があります。
過去問を見ることで、
・どの分野が多く出題されているのか
・どんな聞かれ方をするのか
が見えてきます。
独学で勉強する場合でも、
過去問を見れば
どの分野に一番時間をかけるべきか
が自然と分かってきます。
最初は「解けなくて当たり前」
初めて過去問を見ると、ほとんど解けません。
でもそれで大丈夫です。
実際、私も初受験のときは100点からのスタートでした。
そのときの勉強の流れについては、
👉「行政書士試験、初受験100点から合格まで」
の記事でも書いています。
最初の目的は
問題を解くことではなく、試験を知ること
だからです。
問題文や選択肢を読みながら、
・こんな聞き方をするのか
・この分野がよく出るのか
という感覚を掴んでいきます。
あし別問題集を否定するわけではない
とっかかりとして、
あし別問題集を解くことを否定するつもりはありません。
ただ、最終的に必要になるのは
5択の中から正解を選ぶ力
です。
本試験は5択問題です。
どれだけ知識があっても、
・選択肢を正確に読む力
・素早く判断する力
がなければ、本番では点数につながりません。
その意味でも、
5択形式の過去問を使った訓練は避けて通れないと思います。
また、過去問で出てきた条文は
六法で確認する習慣をつけておくと理解が深まります。
六法の使い方については、
👉**「行政書士試験|六法の使い方」**の記事でもまとめています。
「過去問◯周」は目的ではない
「過去問を20周しました」
と自慢げに話している人を見かけることがあります。
もちろん、繰り返すこと自体は大切です。
ただ、回数そのものが目的になってしまうと、
少し危険だと思います。
勉強は
・回数
・勉強時間
を増やすことが目的ではありません。
最終的に大事なのは
本試験で合格点を取れるかどうか
それだけです。
数字にとらわれすぎない
目に見える目標は、達成感があります。
・今日は◯時間勉強した
・過去問を◯周した
こうした数字は、分かりやすいからです。
でも、
本当に大切なのは「理解」です。
1問1問を理解する作業は、
正直に言うと
あまり楽しいものではありません。
むしろ
・時間がかかる
・苦しい
・地味
そういう勉強です。
本質から逃げない
それでも、
絶対に合格したいなら
そこから逃げないことだと思います。
回数や勉強時間に安心するのではなく、
1問1問の理解を積み重ねる。
遠回りに見えても、
それが一番確実な方法だと思います。
過去問は、勉強の終わりではなく、勉強の始まりです。
合格まで生存部について
過去問を始める時期や勉強の進め方に、絶対の正解はありません。
ただ、
- 今は何を優先すべきか
- この勉強法で合っているのか
- 次に何をすればいいのか
で迷う受験生は多いと思います。
行政書士試験は、ただ勉強時間を増やせば合格できる試験ではありません。
正しい方向で努力すること。
それが合格への近道だと私は考えています。
「合格まで生存部」では、
遠回りを減らし、合格に必要なことへ集中できるよう、学習計画や勉強の方向性を一緒に考えています。
本気で行政書士試験に合格したい方は、お気軽にご相談ください🌱


