警察の窓口で事務の仕事をしていたとき、さまざまな行政書士の先生とやり取りをする機会がありました。
行政書士を目指す人は多いですが、実際に現場ではどんな行政書士が信頼されるのかはあまり知られていないかもしれません。
行政書士を目指すときの話は、こちらの記事でも書いています。
地方で行政書士を目指すと、なぜか試される理由
その中で感じたのは、窓口として「助かる行政書士」と「少し困ってしまう行政書士」には、はっきりとした違いがあるということです。
もちろん、これはあくまで警察の窓口で働いていた一人の職員としての印象ですが、共通して感じることがいくつかありました。
助かる行政書士は事実を簡潔に伝える
仕事がしやすいと感じる行政書士の先生は、とにかく説明が簡潔です。
状況を説明するときも、必要な事実だけを整理して伝えてくれます。
そのため、窓口側も状況を理解しやすく、やり取りがとてもスムーズに進みます。
また、疑問点や分からないことを聞くときも、
・どこまでは理解しているのか
・どこが分からないのか
がはっきりしています。
質問が整理されているので、窓口としても答えやすく、短い時間で解決することが多かったように思います。
困る行政書士は質問が回りくどい
一方で、窓口として少し困ってしまう行政書士の先生は、疑問点の聞き方が回りくどいことが多い印象でした。
話が長くなるわりに、結局何が聞きたいのかがよく分からない。
窓口としても、どこから説明すればいいのか分からず、時間だけが過ぎてしまうこともありました。
ミスが多いのに規則を守らない
そして不思議なことに、ミスが多い先生ほど、なぜか規則を守らないことも多かったように感じます。
書類の不備が多いのに、ルールも守らない。
この2つは、警察の窓口の現場ではセットになっていることが多かったように思います。
もちろん、行政書士の先生も忙しい中で仕事をされていると思います。
ただ、窓口としては、書類が整っていて、事実を簡潔に伝えてもらえるだけで、仕事はとても進めやすくなります。
特別なことではなく基本が大事
警察の窓口で見ていて感じたのは、助かる行政書士の先生は特別なことをしているわけではないということです。
事実を整理して、簡潔に伝える。
当たり前のことのようですが、実際にはそれができている人は多くありません。
行政書士の仕事は専門性の高い仕事ですが、窓口で見ていて感じたのは、特別なことよりも「事実を簡潔に伝える」という基本ができているかどうかでした。
行政書士試験については、こちらの記事でも書いています。
行政書士試験|合格率はなぜ低い?10%前後の試験

