行政書士試験で、
「3回以上受けて受からないなら撤退した方がいい」
そんな意見を見かけることがあります。
でも、私はそれは違うと断言できます。
私は4回目の受験で合格しました。
これまでの受験を振り返ると、
年によってかなり違いがありました。
ある年は、憲法がかなり難しく、
得意だったにもかかわらず思うように点が取れませんでした。
また別の年には、民法がとても易しく、
満点を取ることができました。
同じように勉強していても、
問題との相性やその年の傾向で、
結果は大きく変わることがあります。
だからこそ、
回数だけで「向いていない」と決めてしまうのは、
もったいないと思います。
実際に私も、
「もうやめた方がいいのか」と悩んだことがありました。
社会人の勉強は、結果が出るまで評価されにくいものです。
この点については、
「社会人の勉強は、結果が出るまで評価されない理由」でも書いています。
それでも続けてこられたのは、
少しずつ前に進んでいる実感があったからです。
もし今、不安に感じている方がいたら、
これまで積み重ねてきたものを
簡単に否定しなくてもいいと思います。
そして合格した年。
私は会社法を思い切って捨てました。
ですがその年は会社法がかなり難しく、
しっかり時間をかけて解いた人も、
なんとなくマークした人も、
結果は大きく変わらない状態でした。
また、憲法は中程度の難易度で、
私は得意科目だったので、
1問落としただけで済み、得点源にできました。
得意・不得意と問題の相性が重なり、
最終的に合格することができました。
ここで伝えたいのは、
試験は“相性”の要素も大きいということです。
だから、
ただ回数だけで「向いていない」と決めるのは早いと思います。
もちろん、
何年もやり方が間違っているのに変えない場合は、
見直しは必要かもしれません。
でも、
正しい方向で積み重ねている人は、
撤退する必要はまったくありません。
具体的な勉強の進め方については、
「過去問はいつから解く?最初にやるべき理由」でも書いています。
来年の問題が、
自分に合う可能性は十分にあります。
周りに何を言われても、
自分で決めたなら、諦めなくていいと思います。

