完全初学者の方なら、私は民法から勉強することをおすすめします。
理由はシンプルで、民法が最も習得に時間のかかる科目だからです。
民法は条文数が多く、単純な暗記だけでは対応できません。
法律関係を理解しながら学習を進める必要があるため、行政法や憲法と比べても「分かるようになるまで」に時間がかかります。
そのため、後回しにすると試験直前に苦しくなりやすい科目です。
一方で、法学部出身の方や仕事などで民法の知識がある方は、行政法から勉強を始めても問題ありません。
行政法には行政法特有の考え方や判例が多く、法律知識のある方ほど最初はとっつきにくいと感じることがあります。
そのため、
- 完全初学者の方 → 民法から
- 民法の基礎知識がある方 → 民法または行政法から
がおすすめです。
そして3科目めに憲法へ進みましょう。
また、1周目は民法と行政法を同時に進めるのではなく、まずは1科目を最後まで学習することをおすすめします。
「今日は民法、明日は行政法」と進めるよりも、まずは1科目の全体像を掴んだ方が理解しやすいからです。
民法と行政法を並行して学習するのは、2周目以降でも十分間に合います。
この段階で過去問が全く解けなくても気にする必要はありません。
むしろ最初は解けないのが普通です。
過去問を始めるタイミングに悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
過去問が怖くて手が止まってしまう方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
初学者ほど「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」となりがちですが、最初は欲張らず、一つずつ積み上げていく方が結果的には近道です。

